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ソーシャル・ネットワークを表現したイラスト。

こんにちは。トキトマデザインです。スマホケースに新しいイラストのシリーズ Daydream (デイドリーム)が追加されました。Daydream (デイドリーム)は日本語で白昼夢という意味ですが、少し不思議な世界観のイラストを増やしていけたらなーと思います。

最初の連作として、「ソーシャル・ネットワーク」をテーマにしたイラストを追加しました。ソーシャルネットワークとは、例えばツイッターやフェイスブックなど、インターネット上で大勢の人たちとコミュニケーションがとれる場のことを指します。

ツイッターなんかでよく自撮りをアップする人で、顔を隠して写真を公開することがよくあります。(顔を出して写真を載せる人ももちろんいますが。)顔を隠した写真が生活のなかで頻繁に見られるようになったのは、ソーシャルネットワークが一般的になってからです。そこで、「顔を隠す」ということをテーマにしたイラストを描こうとおもったわけです。

絵画の世界では、シュルレアリスムの画家であるルネ・マグリットが「顔を隠す」ということをテーマに何点もの絵画を残しています。

美術もデザインも、まったく新しい試みというのはなかなかなくて、調べれば過去に誰かが表現しているということはけっこうあります。というかほとんどがそうです。

今回も特に、マグリットを意識したわけではないのですが、描いている途中でそういえばそうだったなと思い出しました。

マグリットがなぜ顔を隠した絵を描いたかは知らないのですが、私の場合で言いますと、顔を隠すことで少し不思議な感じがしますし、ありえない大きさのフルーツが顔を隠すことで、そのフルーツが何か意味を持ったように想像力が働くのではないかな、と思っています。
つまり想像力の余地を大きく残したかったのです。どういう顔なのか、どういうことを考えているのか、どういう意味なのか。これらは実際、私自身でさえわからないのですが、「わからない」ということを表現するのが面白さかと思います。

すべてがわかりきったものよりも、何があるかわからないもののほうが魅力的に感じることってありませんか。

そして、それがまさにソーシャル・ネットワークそのものではないでしょうか。この写真はどういう状況で撮影されたのか、この言葉はどういう意味なのか。ひとつひとつが完璧に説明されているわけではないので、想像力を働かせることでワクワクする世界です。

そしてソーシャル・ネットワークには「秘密」と「表現」がどちらも存在します。一見、相反するようなことがバランスを保って成立する、そんな世界をイラストで表現いたしました。

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トキトマデザイン

トキトマデザイン

トキトマデザインの代表です。デザイナー兼 WEBサイト運営 兼 バイヤー。現代美術とデザインと釜玉うどんが好き
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