新感覚!マテ貝採りをしたはなし

春から初夏にかけてのレジャーの一つといえば潮干狩り。
潮干狩りといえばファミリーで楽しむイメージが強く、友達とは行った事がないわたしでしたが、突然友人からお誘いが。
「エキサイティングな潮干狩りしよう」
ハテナがたくさん浮かびましたが、好奇心が勝ったわたしは二つ返事で潮干狩りに行く事になりました。

日差しを甘く見るべからず

潮干狩りなんて幼少期以来だったため、持ち物や服装が全く思いつきませんでした。
とりあえず日焼けはしたくないからUV対策だけでも…と思っていると友人からお叱りの一言。
「潮干狩りの日差しを甘く見ちゃダメ」
確かに潮干狩りをする場所は日除けになるものが何もない一面の砂浜。
帽子に薄手の長袖、首に巻くタオルやサンダルなどしっかり用意しました。
思ったより風が強いらしく、防寒対策の上着も気候によってはあるとよいとアドバイスももらい、完全防備で準備が整いました。
ポケットには塩飴と麦茶も入れて完璧です。
道具はレンタルできるし、友人も持って行くとのことで着の身着のまま潮干狩りに参戦しました。

マテ貝採りをしよう!

さぁて、たくさんアサリを採るぞ?!ハマグリが採れたらラッキー!と意気込んでいると、友人が言いました。
「さぁ、マテ貝採るよ?」
???
マテ貝?聞いたことのない貝の名前を口にする友人。
アサリを採りに来たんじゃないの?と思うわたしの手を引き、持っていたバケツを置きました。
バケツの中にはシャベルと白い粉の入ったボトル。
一体何に使うんだろう?と疑問に思っていると、友人がバケツの中にあったシャベルを取り出しました。
シャベルで砂を軽く削っている様子。よく見ると砂に小さな穴が開いています。
「見ればわかる」
多くは語らない友人。そしておもむろに取り出したのはなんと、塩!!!
なんとその塩を穴に向かってドバッとかけ出しました。
友人の奇妙な行動に狼狽っぱなしなわたしですが、その時穴の周りから水が吹き出てきました。

にゅっ!!
少しグロテクスな細長い何かが穴から少し顔を出しました。
これがマテ貝なのか!?
「きたっ!」


すかさず友人がその何かを指で摘みます。
なかなか抜けないのか友人が指を動かしながら格闘すること数十秒。
「ほら!これがマテ貝ね!」
誇らしげな顔で引っこ抜いたマテ貝を見せてくる友人。
ほう、これがマテ貝か。正直見た目は中々に気持ち悪いです。
でもマテ貝採りをする友人があまりにも楽しそうだったので、わたしもやってみたい欲求が高まりました。

まるでモグラ叩き!マテ貝採りに挑戦

マテ貝を採るに当たってまず重要なのは、マテ貝の巣穴探しです。
一見見落としてしまいそうなマテ貝の巣穴ですが、貝を傷つけないよう優しく砂を掻いていくと楕円のようなひし形のような巣穴を見つけることができます。
マテ貝の巣穴は周囲にいくつか固まっている場合が多いため、一つみつけるとその近辺からいくつか収穫することが可能です。
そしてマテ貝採りの最大のポイントはなんといっても塩!
マテ貝は塩分濃度に敏感なため、巣穴に塩をかけるとひょっこり顔を出すそう。
ワクワクしながら巣穴に塩を振りかけてしばらく待ちます。
これが釣りをしているような感じでとても楽しいのです。
そして潮を吹いたマテ貝が顔を出したらチャンス!
いまだっ!と思い掴みかかるも巣穴に逃げてしまうマテ貝。
意外にも慣れるまで掴むのにコツがいるのと、マテ貝との駆け引きのような攻防戦があるので、マテ貝を摘めるようになるまで思いのほか時間がかかってしまいました。
そして摘んでもすごい力で砂にしがみつくので、思うようにスルッと抜けません。
何度もモグラ叩きのような反射神経勝負をマテ貝と繰り広げながら、なんとか一つ目のマテ貝をゲットできたのでした。

 

マテ貝採りその後

結局30本近いマテ貝が採れたので、早速食べてみることに。
オシャレに食べたいと思いレシピを検索するも珍しい貝のせいか、はたまたみんな食べないのか全然ヒットしませんでした。
無難にバター焼きと酒蒸しにしてみましたが、残念ながらとにかく見た目があまりおいしそうではありません。
恐る恐る口に運び食べてみると、見た目のグロテクスさに反して味は濃い貝!といった感じ。
酒蒸しの方が臭みがとれて美味しくいただけました。
ゲーム感覚で楽しめる一風変わった潮干狩りのマテ貝採り。
関東近郊では千葉県 久津間海岸(木更津市)やふなばし三番瀬海浜公園(船橋市)、神奈川県 海の公園(横浜市)などで楽しめます。
ぜひ家族や友人、恋人を誘って楽しんでみてはいかがでしょうか?

 

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kumanaka

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楽しく生きてます。隙間時間を有効に活用し、編集・ライター業をしています。 ハリネズミラブ。
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