「デザイン」と「アート(芸術)」についてのお話

「デザイン」と「アート(芸術)」の違い

アート(芸術)には本来、音楽や文学も含まれますが、ここで言うアートとは美術の分野のこととします。

デザインもアートもどちらも美術に関係するので、似たような雰囲気もあるのですが、大きく違うことが一つあります。

それは、デザインは美術が手段であり、アートは美術が目的である、ということです。

例えば、コップをデザインする時、それは製造するためのコストや価格を決め、形や素材などを検討して、魅力的で使いやすいコップにするのを目的としますが、
コップをアートにする時、バラバラにしたり、底に穴をあけたりして、そもそもコップとしての機能が失われてしまってもよいわけです。なぜなら、アートは美しさそのものが目的だからです。

デザインやアートは必要か?

衣食住や医療は生活に必須なのは誰でも理解できると思いますが、デザインやアートというのは、とりあえず生存するには必要ありません。しかしながら、生存するには必要ないのですが、生活するには必要です。

つまり、「人間らしく生きる」ということは、呼吸をして睡眠することだけではなく、何かに感動したり、大声で笑ったり、歌を歌ったりすることでもあるということです。

ですので、コップを使いやすくかっこよくするデザインはもちろん必要ですし、コップを台無しにするアートも必要なのです。

デザインとアートのお話でした。

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トキトマデザインの代表です。デザイナー兼 WEBサイト運営 兼 バイヤー。現代美術とデザインと釜玉うどんが好き
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